まだまだ大丈夫より、これからのことをー必要なもの

母の在宅介護がはじまって、1年になります
そして、母が倒れて2年になります

母は、突然倒れました
と、言うよりも発見が遅かったために重症になりました

救急で運ばれた日は、生きるも死ぬもわからない状態で
例え回復しても、意識がない状態に近い可能性があると言われました

そんな母も寝たきりではあるけれど
介助されながらも、自分で食事をし
少しの力で体を支えたり動かしたりできるようにまでになりました

しかし、意思の疎通は 「 いい」 「 ダメ」 「 いらない」 などを首を動かしたり手で合図をする程度だけ
出てくる言葉はあっても、意味の通じ合う会話にはなりません



倒れる母を発見し、救急車に一緒に乗ったはいいけれど
何となく母の財布などが入ったカバンを持ち出せただけで、
母が何をどこに置いてるのかすらわからない状態

保険証は財布に入っていた。




一番はじめにわかったのはそれだけです

検査や先生の説明などが落ち着き
いったん、母の家に必要な物を取りに戻りましたが

?生命保険
かけていたのは知っていたけれど、どこに置いてあるかもわからず
共済の掛け捨てだったので古い証券を見て電話で確認をしました


?通帳関係
多数出てきましたが
どれが現在使われているかもわからずでした
印鑑もどれかわからず、キャッシュカードももちろん暗証番号はわかりません

後々、記帳をしてすべてを確認
普段使っている通帳2枚と貯蓄してたんだろう(でも残高はなし)通帳1枚がわかりました


?年金
年金からハガキがあり
年金額と振込銀行が書いてあったので、内容が把握できました


母には何かがあった時のために
「必要なものはわかるようにしといてね」と伝えていました

母からは、「このカバンに全部入れてるから」と聞いていました

とりあえず、そのカバンは見つかったので中身を確認すると

ほとんど、意味のないものばかり・・・

大雑把すぎるぐらいの母でしたからね(笑)



親がいるならば
いつか介護の日がきます
病気で入院することも出てきます

我が家のように生きてはいるけれど
まったく意思の疎通ができないこともあるのです

その時に必ず必要なもの

保険証、介護保険証、生命保険の証書、普段生活に使っている銀行とその情報
年金関係の書類、年金の振込み先



置き場所も含めて

知っておきましょう

緊急の時は、特に現金が多く必要になります

それでなくても家族の時間的負担は大きくなるのですから
金銭的な情報は特に大切です

予測のつかない時期を

看る家族の大きな負担にならないように

まだまだ、大丈夫と思っていても
お互いが安心できるように